ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報

小泉進次郎(小泉Jr.)のCSISペーパーを読む
今日の『日刊ゲンダイ』に「小泉Jr.が書いた怪しい英語論文の中身」と題する記事。
要するに、マイケル・グリーンと小泉首相の次男・進次郎が共同執筆論文を発表したと内容。論文といってもPDFで9ページ程度のもので「ブリーフィング・ペーパー」のようなもの。研究員として何かのノルマがあるのでしょう。
小泉Jr.がCSIS(戦略国際問題研究所)で働き始めたのは今年の6月。
内容は、「ゲンダイ」で天木直人さんが言っているようにたいしたことはないのだが、一点だけ気になる記述を発見。
それは、レポートの後半にある「イランとミャンマー」という項目。
この中でイランについては、例のアザデガン油田について述べており、「日本はイランの各開発問題のゆえに、実質的な油田権益を守ろうとする方向からシフトしつつある」と述べているのだが、問題はミャンマーのところ。
最近、「アッキー」こと安倍昭恵さんが、月刊誌や女性週刊誌で「アジアのミャンマーに学校を作る運動に参加している」という記事がいくつか出ていますが、日本のミャンマー戦略というのは小泉Jr.とマイケルが書いたペーパーによれば、「この6月末の会談で、麻生外相とコンディ・ラス国務長官は、国際社会はミャンマーの民主化を進めることで圧力を一致して掛けなければならない」と一致したという。9月15日には、米、英、仏を含めて日本はミャンマー問題を国連の議題に挙げることで一致、その背景には「法と自由の民主主義の原則を徹底させる」という小泉・安倍内閣の一致したスタンスがあると指摘している。
そんなにミャンマーにこだわるのは何か理由があるのかと思って調べてみました。
ミャンマー
天然ガスへの依存を強めるミャンマー経済[外部リンク]
そのほか、レアメタルとしてのニッケルの産出もあるようですが、基本的には天然ガスのパイプラインを中国に向けてだけ引かせるわけには行かないという判断でしょう。東南アジアで中国の資源戦略に楔を入れておくという意味があるようです。
小泉Jr.のレポートは後半は4枚ほど日米関係のここ数年の出来事一覧表が載っておりまして、事実上このレポートは5枚ということになりますな。
マイケルもこんなJr.の指導係を引き受けさせられて大変だなあと思います。
カーティス教授のようにはやく「中国研究家[外部リンク]」に看板を書き直したほうがいいんじゃないですかね。
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<CSISサイトに掲載のあった小泉Jr.の経歴>
Shinjiro KoizumiResearch Associate, Office of the Japan Chair
Shinjiro Koizumi is a research associate in the Office of the Japan Chair, where he works on issues related to U.S.-Japan relations and Japan's diplomacy in Asia. He received his B.A. in business administration from Kanto Gakuin University in Yokohama, Japan, and his M.A. in political science from Columbia University in New York.
http://www.csis.org/component/option,com_csis_experts/task,view/type,34/id,401/
===
こんなくだらない話をしないで今日はソロスの新刊について書こうと思ったのですが、かなり重要なテーマなので別の場所に書きましょう。
by japanhandlers2005
(2006/10/19 16:54)
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