南房総リパブリック!

オトナの恍惚飲料の作り方。
ご多分に漏れず、ニイニのクラスもインフルエンザにて学級閉鎖となりました。
ぴんぴんしているのはクラスでも大メシ喰らいの子たちらしく、もちろんニイニはその筆頭者。
元気なくせに家でぶらぶらしている息子の姿はまったく美しくなく、かといって外出禁止だし、いよいよ体力を持て余したニイニはポチンに喧嘩をふっかけたりソファに飛び蹴りいれたりして始末に負えません。
恐れているのは、みんなが休んでいる時にやたらと元気で、みんな一通り治った頃にぐっと毒性の増したインフルをもらってきて、それを家族じゅうにばらまき、クソ忙しい年末に総倒れするという未来。
ぞぉっ〜
そんなとき。
強い殺菌力があり、健胃・解毒・解熱・鼻づまり・鎮咳・吐き気止めにも有効な食物があると聞き、しかもそれを毎日おいしく摂取する方法もあると知りました。
キューサイの青汁ではありません。
やずやのにんにく卵黄でもありません。
究極の、激ウマ健康飲料です。
刺激的で、衝撃的で、感動的で、一口飲めば脳天に突き抜けるような幸福感が到来する・・・
それが、こちらです!

我が畑でとれたショウガでつくった、自家製ジンジャエール!
本来はひねショウガで作るものですが、今回は贅沢にたっぷりと新ショウガを使ってつくってみました。
ウィルキンソンの辛いジンジャーエールがソフトドリンクの中でもっとも美味しいと思っていたのですが、そんなものはまったく比較にならないほど衝撃的な味。「キャッこれよこれ!わたしが求めていた味は!!」と興奮すると同時に「今まで飲んでた市販のジンジャーエールってなんだったの?」と思ってしまうこと間違いなし。
思えば6年前くらいに、六本木のデンマーク料理のレストランで「自家製ジンジャエール」というのを注文し、ジンジャエールって本当にショウガで作っていたのね!と初めて知り、衝撃を受けたのが初体験でして。そのあと、3年ほど前に恵比寿のフレンチレストランでも出会い、これがまたこっくりと深い味で美味しくて、「自分で作りたい!」と強く思ったのでありました。
でも思っただけでそのまますっかり忘れてしまい、昨年の冬、ケーキ屋さんをやっている友人(ニイニの恋人
リカちゃんのママ)の家で「かなり美味しいはずよ」と出されたのが、3度目の出会い。
彼女が作ったジンジャエールでした。今まで飲んだ中でいちばん、美味しかった。
「こ、これはすごい!」と絶句すると「超カンタンだよー、ニイニくんのママにも作れるくらい」と言われ・・・一瞬微妙な気持ちになるがまあいいとして・・・レシピを教えてもらい、いつもなら「ありがとう!」と言いながらその場できれいさっぱり忘れるところをわたしにしては珍しく自宅ですぐにトライし、感動を確信に変えたという次第。
その確信とは「これは、売れる」というもの。
さらに導き出されたのは「よし!道の駅で売ろう!」という決意。
(ジンジャエールで一旗あげようと思った、おめでたいわたし。)
しかしその後、三芳村の道の駅のなじみの店員さんに「自家製ジンジャエール売りたいんですけど!」と勢い込んで聞いてみたら「悪いけど、ここの組合員にならなきゃ売れないし、そもそも免許がないヒトが作ったものは売れないの。しかも、年間を通じて安定して売りに出せなきゃならないのよーショウガのとれる時期だけじゃなくてね。それは無理でしょ」と言われてこの計画は玉砕。
・・・まあとにかく、わたしにとっては思い入れのあるものなのです。しつこいようだけど。
このものぐさなわたしが、「ホントに自家製のジンジャーエール」を作りたいがために、ショウガ畑さえつくったくらいなんだから。
梅ジュースならじゃんじゃん配っても惜しくないけど、このジンジャエールだけは、特別なヒトにしかあげないわ、と勝手に敷居を高くしているようなものなわけ。わたしにとっての、恍惚の飲料だから。
で、作り方を教えろ、って?
レシピさえ聞ければそんな与太話はいらないって?
えー、教えてほしい〜?
どうしよっかな〜〜〜〜
といやらしくじらしてしまうのは、わたしがとてもケチだから。
みんなに知られちゃうのがもったいなーい!と、心から思うケチだから。
こういう時、自分の本性が見えて嫌になる。
でも、ショウガない。言うわ。
だいたいわたしのオリジナルレシピでもないしね。
材料:
・ショウガ 200g
・砂糖 200g(和三盆でも三温糖でもおいしい)
・水 200g
・シナモンスティック 1〜2本(お好みで)
・クローブの実 10コくらい(お好みで)
・ローリエ 1枚(お好みで)
・鷹の爪 1本(辛いのが好きな方はちぎって)
・レモン汁 50〜100cc
作り方:
@ショウガをすりおろします。がりがりがりがり。余さずぜんぶね。
A鍋に、すりおろした生姜と同量の砂糖、水を入れます。さらにシナモンスティック、クローブ、ローリエ、鷹の爪を加え、中火で加熱します。沸騰したら弱火に。
B9分ほど煮たら、レモン汁を投入。お好みでレモン汁の量を増減してね。
Cさらに1分煮たら火をとめ、冷まします。
D冷めたら、鍋の中のものを布で濾します。ここで出来たあめ色の液体が、ジンジャーエールのシロップなり。
E炭酸水で4〜5倍に薄めれば、極上ジンジャーエールのできあがり!
・・・あーあ言っちゃった。
あまりに美味しいから、みんなに言うのがもったいなくて、今までだまってたのに。
ずいぶんカンタンね、「生姜湯」みたいなもんでしょって?
失礼な!!・・・ま、そんなもんです。
いろんな作り方があるみたいだけど、これは火を通しているので日持ちするのがいい点。冷蔵庫で10日くらいは持ちます。風味もそんなに損なわれず。
もちろんこのシロップは、お湯割りにしても美味しいです。
わたしはウォッカを入れて寝酒にしていますが、幸せな入眠が約束されます。
ちなみに、辛党のわたしは、鷹の爪をちぎって多めに入れます。すると、唐辛子のパンチを喰らったあと、生姜の辛さがじんわりきいてきて、ダブルパンチでノックアウト。美味しいだけじゃなくて体がぽっぽと温かくなり、ジョギングをした後みたいに心地良い汗が出てくるんです。(ジョギングしないけど。)
夜飲むのもいいけど、朝ホットで飲むとシャッキリするんです。コーヒーより体にいいし。
もし作って飲んでみた方がいらっしゃいましたら、感想よろしくお願いします!
ちなみに、くろは、

匂いを嗅いで「うッ・・・」となっていた。

くれくれボウズのきみたちも、さすがにこれは欲しがらないだろうねー。
刺激臭×シトラス臭なんて、猫の忌避剤みたいな匂いでしょうからね。
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