クラカメハ

MINOX
MINOX B

距離目測コンパクトカメラ 俗にスパイカメラと言われます
MINOX専用フィルム使用(8x11mm 36 or 50枚撮フィルム)
レンズ COMPLAN 1:3.5 f=15mm
シャッター 横走りフォーカルプレーン
シャッター速度 T B ・ 2 5 10 20 50
100 200 500 1000 (1/100は赤点がある)
撮影距離 8inch 10inch 1feet 1.6feet 2 3 6
・ ∞
ASA 25 50 100 200 400
裏に 「MINOX / WETZLAR / MADE IN GERMANY」
サイズは収納時
W98×D28×H18mm (撮影時
114×28×18mm)

最初のRiga MINOX(MINOXT)が発売されたのは1937年(1936年完成)。所はラトビア、Walter Zappヴァルター・ツァップによって作られました。第二次大戦後1946年にドイツ・ウェツラーで製作復活。A型(U型、V型、Vs型)を経てセレン露出計のついたMINOX B型になりますが外形はほとんど変わっていません。手にすると製作当初の精密加工技術がいかにすごいかが伝わってきます。
MINOX Bは1958年製造開始。約39万台生産されたようですが、写真のものは製造番号660699(669099?)いずれにしろ66万台なので、B型最後期ものとしてもそれまでのT型〜A型合計で27万台以上ということになり、数字のどれかがちょっと怪しいようです。
その後は1969年のC型から…とつづいて最後にCLX型となり、現在ではデジタルカメラMINOX DSCが発売になっていますが、ほとんど同じ形を継承しています。
メジャリング・チェーンは近接撮影には重要アイテムです。8inch 10inch 1feet 1.6feetの位置に突起が作ってあって距離を計り、同じ数字の並びになっているカメラ側の距離目盛と合わすようになっています。このチェーンはもちろん本体から取り外すこともできます。
A型にはyellowとorangeの2種類のモノクロ用フィルターが内蔵されていましたが、B型はカラー用greyのND(減光)フィルターとモノクロ用のgreenフィルターが内蔵されています。フィルターをセットすると自動的に露出計の針が動き露光補正します。

特徴・撮影など
@カウンターは自動復元でもなく手動でも動かせません。赤丸がでるまで本体のpush-pull動作を繰り返してからフィルムを入れます。次にカウンタ0までpush-pull。
Aフィルム送りは1回のpush-pullと同時に行われますから、pullしてレンズ、ファインダーを出し、
Bまずファインダーから対象を覗きながら露出計のボタンを1〜2秒押します。露出計の三角矢印がその針の位置に合致するまで、連動しているシャッター速度ダイアルを回します。ふつう親指の先でしか回せません。
C近接撮影するときには必要ならチャーンを使って測ります。6feet以上あれば赤点に、もっと遠ければ∞に合わせます。(ABCの順序は自由)
Dシャッターを押します。
EAPSカメラのように撮影途中で別のフィルムに交換することもできます。(その時にはカウンタを@によって操作する必要があります)
(写真は英文取説、KING PHOTO CORPORATIONとあります)

ついでながら、右は市販された解説書です。超小型カメラMINOXの解説だけあって文庫本より一回り小さい本です。
by doradd
(2009/02/19 14:40)
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