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Life is Soooooo Good!
よこしま 


( Klasse W, Velvia 100 )




2月の上旬から中旬にかけて、毎年私の中に葛藤が生じる。この葛藤を簡単に一言で表現すると「家庭内における経済学と、愛情表現にまつわる心理学の相克」ということになる。

2月の14日は、言わずと知れたバレンタインデーである。配偶者への日ごろの感謝と愛情をこめて、プレゼントを贈ることに何のためらいも無い。

バレンタインデーの一週間前は、実は配偶者の誕生日である。一般的には女心はかくも複雑なものなので、一体女性が何歳まで誕生日を祝って欲しいのかは、私のような不器用な者にはよく分からない。しかし我が家の場合は、幸いなことにそのような細かい心配をする必要が全く無い。配偶者の年齢は29歳から先は進まないのだ。我が家では配偶者の29歳の誕生日を毎年毎年過去何年も祝い続けている。したがってここでも、配偶者への日ごろの感謝と愛情をこめて、プレゼントを贈ることに何のためらいも無い。

問題なのは、配偶者の誕生日とバレンタインデーが一週間しか離れていないと言う事実である。くどいようだが、個々のイベントに配偶者への日ごろの感謝と愛情をこめて、プレゼントを贈ることに何のためらいも無い。しかし二つのイベントがこうも近いと、私の中にどうしても邪まな気持ちが頭をもたげてくる。

「いっそのこと2つのイベントを一つにまとめて、プレゼントを一つで済ませれば良いのではなかろうか?」

送る側、つまり私にとっては大変に魅力的なプランである。何せ二回の出費を一回に抑えることが出来るのだ。結婚前には色々と先行投資を惜しまないのは当然の戦略であるが、いざ結婚してしまえば送る側も送られる側も財布は同一だ。したがって資金注入に対する実利が、結婚前とは大きく違ってくる。

しかし世の中往々にして二者間の利害が一致しないことが多い。ここでも、送られる側である配偶者としては私がプレゼントを一つにまとめることに対して、言明しないにしても水面下で不服が醸成されるに違いない。

さて、今年はどうするか。答えは既に決まっている。プレゼントはきちんと二回に分けて渡すのだ。プレゼントを一つにまとめようと言う邪まな考えはやはり、よろしくない。

実を言うと昨年、私はバレンタインデーをすっかり忘れてしまったのだ。人間は成功よりも失敗からより多くを学ぶようである。

日ごろの感謝と愛情を、二週間連続で表現できる機会に恵まれた私は非常に幸運なのだ。











by goodsurgeon24hrs
(2009/02/12 21:11)
日常
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