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段躍中日報
新刊予告 『葉綺―中国を選択した日本人女医』(大野幸子著、日本僑報社)11月11日発売 

日本僑報社の最新刊である 『葉綺―中国を選択した日本人女医』(大野幸子著)は、11月11日に発売される予定であることを10月4日に明らかにした。

【内容紹介】日本人でありながら自ら葉綺という中国名を名乗り生涯を中国で生きた野崎綾子。満鉄に勤める父がいる中国大連へ母に伴われて行ったのは、満州事変が勃発した三年後の一九三四年、五歳の時だった。

満鉄の幹部社員を父に持ち中国で何不自由のない恵まれた環境下で育つが、中国大陸で推し進めていた日本の植民地政策に批判的であった父は、一九四四年満鉄を辞し吉林で牧場の経営を始める。一年後に第二次世界大戦の終結を迎え一家は帰国を余儀なくされるが、綾子だけは「中国に残りたい」と言って両親を驚かせる。敗戦の玉音放送を聞いた十五歳の少女を貫いたのは「騙されていた」という思いだった。「騙されたのは周りに流されて自分で考えることをしなかったからだ。これからは自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分の頭で考え、自分の意志で人生を切り開いていこう」吉林の街に進駐していた共産党軍の「八路軍」兵士や周りにいた若い共産党員たちから聞く戦争の真実は、カチンと音を立てて目が開くほど衝撃的なものだった。綾子は「中国に留まり新中国建設のために働こう」と決心する。父は強く反対したが綾子の気持ちは変わらなかった。そんな娘を信頼できる共産党幹部に託して、父は家族を連れて一九四六年日本に帰国する。「八路軍」に衛生兵として入隊した綾子は、間もなく始まった解放戦争で生死をさ迷うような激戦を体験する…。

第一章 プロローグとして

第二章 回顧録

一 一時帰国を前にして  
二 中国で育つ  
三 「八路軍」の兵士として  
四 ハルビン医科大学へ進学  
五 鞍山市第一病院へ赴任  
六 政治闘争の始まり  
七 文化大革命の嵐  
八 四十年ぶりの日本

第三章 エピローグにかえて
    ――葉綺先生のその後

by duanjp
(2007/10/04 15:55)
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