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ヴァイオリン工房 リューテリア アライ 〜ヴァイオリン製作・ヴィオラ製作〜
2つのキャノン 

ガルネリ・デルジェス1743年 パガニーニの“キャノン砲”モデル オールド仕上げ2作目(写真左側)の完成です。

NO.1(写真右側)はコハンスキーの板厚に削りなおしてオールド仕上げ
クローソンのあご当てをつけて510g 弦楽器フェアで大変好評でした。

NO.2は、ほぼキャノンの板厚 あご当てをつけて560g 
poggi モデルNo.4より100gも重くなっています。

音質は良く似ていますが、NO.2の方が厚いままで鳴っている分パンチと深みがあると感じます。

キャノンの製作年と板厚について
ラベルに書かれた4桁の最後の数字が明瞭でないため1742年とされてきましたが、UVライトの下で見ると、少し小さめの2と見えるその下に3の下半分があることが判明しました。このことは、PETER BIDDULPH編著のGiuseppe Guaruneri del Jesuに記載されています。キャノンが1743年のCarrodusに瓜ふたつである事からも1743年の作と見るのが正しいとする見解に私も従います。

板厚については、上記PETER BIDDULPHの本とストラド誌の付録との2種類が手元にありますが、測定値にそれぞれ多少差が有ります一番厚いところで、付録―表3.7mm裏6.3mm、BIDDULPH版―表3.5mm裏6.2mmとなっています。
本物をいじれない我々は、一番厚いところで作って後は板に聞くしかないですね。
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by liuteriaarai
(2009/11/08 10:24)
ヴァイオリン
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