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上田康太、最終テストマッチで好プレー! 

6月12(木)夜国立競技場で、サッカー北京五輪の最終選手選考を兼ねたU−23日本代表対U−23カメルーン代表の親善戦が行われ0−0で引き分けた。観衆15560人はやや寂しかった。が五輪本番で期待を抱かせる内容の濃いゲームだった。
この試合0−0で迎えた後半31分ピッチに立った上田康太(ジュビロ磐田)が一段と成長したプレーを見せスタンドを沸かせた。ボランチの梶山陽平(F東京)と本田圭佑(VVV)に代わって上田とエスデロ(浦和)が出場するとゲームの流れが変る。面白いことに二人は柏レイソル青梅出身である。青梅生まれの上田と青梅ゆかりのエスクデロ(アルゼンチン生まれで既に日本に帰化。同選手は父親がレイソル青梅のコーチであったため来日し青梅市立一中で1年間過ごす)との中盤青梅コンビ誕生となった。上田のボールから素早く展開した日本は猛攻。ロスタイムにゴール前でエスクデロが倒されFK。これを後半途中出場の水野晃樹(セルチック)が蹴ったボールは惜しくもバーを叩きゲームセット。アフリカの身体能力の高い選手相手に日本選手はひるむことなく立ち向かった。
得点力不足を懸念する声がある。それは事実だ。しかしサッカーは面白いスポーツ。日本チームの選手層は厚く完成度も高まっている。きっかけさえつかめば一気に得点力はアップする。心配無用だ。チームは波に乗れば、メキシコ以来のメダルも夢では無い。
日本はフランスのツーロン国際大会で4位。イタリヤ、チリ、フランス他強豪相手に健闘しチームとしてのまとまりが出てきた。特に守備と中盤の連携プレーが良くなり身体を張ったプレーが随所にみられ選手の闘争心も高い。北京五輪に出場するカメルーンは身体能力の高いアフリカの強豪。身体を寄せ激しくぶつかり合う両イレブンの闘志あふれる試合は見ごたえがあった。日本のFK32、カメルーン17。両チームとも何回も決定機を逃す。特に日本は前半9分、梅崎司(浦和)の右からのセンタリングを森本貴幸(カターニャ)がゴール前左で外したのは痛かった。
昨年結成された反町ジャパンはこれまで83選手を試してきた。いよいよ最終局面だ。このカメルーン戦のメンバーから、特にこの夜ピッチに立った選手が高い確率で北京五輪組みに選ばれる。18人の代表は7月中旬に発表される。地元青梅では上田の代表入りを多くの市民が信じている。御岳山で上田の代表入りを上る朝日に祈願するつもりだ。(吉永)

上田選手の話「この試合は大事なゲーム。先発したかった。うずうずしてベンチにいた。相手は         これまで戦ったなかで最強チーム。接触したときの衝撃が凄かった。監督からは         ボランチに疲れが見えるので中盤でボールをうまくさばけと指示された。得点に          絡みたかった。日本は組織で対抗するため皆で助け合いを心がけてプレーし           た。このチームはムードもチームワークも良い。あとは発表を待つだけです。応          援してくれた青梅のひとに感謝したい」

国立のカクテル光線に映える試合前の上田の表情には余裕が感じられた

東青梅に住み青梅市立一中に1年間通ったエスクデロ選手。ちょっぴりアルゼンチンのマラドーナに似ている

最終テストマッチに臨むU−23日本代表の先発組

控えの9選手。右より3人目がエスクデロ選手で7人目が上田選手

日本FW森本選手(11)にプレッシャーをかけるカメルーン選手。彼らの身体能力の高さは目を見張るものがあった

後半31分上田とエスクデロに出番が回ってきた

秘策を練る上田(左)とエスクデロ。2選手とも柏レイソル青梅出身である

10番梶山に代わって上田がピッチに。


13番本田に代わってエスクデロが続く


ピッチに入るなりフォーメイションを伝達する上田。立派な指揮官ぶりだ

トップスピードでドリブル突破しながら周囲をルックアップするエスケデロ(21)

カメルーンの前線へのパスを身体を投げだし左足のアウトサイドで阻止する上田。ナイストライ!


日本反撃の起点となった上田(15)の正確な左足のパス。上田には一本のパスで局面を打開する能力がある。北京で厳しい戦いを強いられる日本にとって「名波2世」上田の存在は貴重だ。ひらめきはキラーパスのヒデや俊輔に引けを取らない。

短い時間ながら持ち味を出したエスクデロ(中央)。

5月9日で22歳になった上田康太君。晴れ晴れした顔です。


by omesports
(2008/06/14 8:29)
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