エーレンフェストの壁 
今回はエーレンフェスト・コロキウムで話をするために来ました。1912年にポール・エーレンフェストがはじめたコロキウムは、午後7時半に始まるので、その前に夕方の物理学教室の教官や大学院生との夕食会があります。食事はインドネシア料理のビュッフェでした。英国の家庭の夕食でインドのチャツネがよく出てくるのと同じ様に、オランダ人には旧植民地のインドネシア料理がなじみの深いもののようです。そういえば、アムステルダムのユトレヒト通りにはおいしいインドネシア料理店があって、かれこれ6回ほどそこで食事をしています。
そして講演の後にはエーレンフェストの壁に署名をする儀式があります。左上の写真は壁の初期の部分で、上からボルン、アインシュタイン、ボーア、ディラック、ジョルダン、ラングミュアの署名が残されています。物理教室が歴史的な建物から現在の場所に移動したときに、署名が書かれた壁も切り取られて一緒に運ばれました。現在は大講義室の外のサロンの中心に、ガラス扉に保護されて展示されています。コロキウムの後で署名式をするときにだけガラス扉が開けられるようになっています。私は、漢字で縦書きの署名をしました。
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