Viento desde Borinquen

漫遊記:プエルトリコ '05.9 (1)
久しぶりのプエルトリコ。前夜の夜遊びが効いてバテてる。
着陸直前に強烈な眠気が襲ってきた。ああ、意識が・・・例の着陸時の拍手もモーローとしてた。
しかし、ターミナルを出て外の風にあたると元気が出てくる自分が怖い。
恒例のタクシーでの音楽占い。兄ちゃんがかけてたのは
バチャータのコンピのテープ。今回はバチャータでスタートすかぁ。はたして何が起こるのか??

モ「バチャータ好きなの?誰?これ」
兄「xxxx(知らない名前)。バチャータやサルサ、メレンゲが好きだよ」
モ「アベントゥーラとか聴く?」
兄「(何だこの東洋人は)。ああ、新しいのがラジオでかかってるよ」
モ「レゲトンは?」
兄「あんまりなあ。俺はダメ。何曲かいいのはあるけどね」
とか言っているうちに宿に到着。
チェックイン終わったら、「日本人の方ですか?」と声がかかった。
振り向くと
美しい女性3人組じゃないですか。
ひゅー、ひゅー。幸先いいねえ。お二人はオーランド在住、もう一人は日本から。サルサとか音楽に興味が合って、というよりビーチ・リゾートとして楽しみに来たんだって。これからエル・ユンケに行くって。
プエルトリコに日本人が来るのはうれしいことです。立ち話して、楽しんでねーと別れる。

さて部屋に入っていつもの通り、メール読み、回答、昨日までのお仕事のまとめなどをハキパキ済ませる。それから一風呂浴びて、スーパーに食材を仕入れに行き、
プラタノ・チップスを買ってポリポリつまみながら宿に戻る。
◆◆◆
まずいつもの通り、
ビエラの親父の所へCDを捕獲に行く。

モ「おやじー、来たよ」
親「おお。久しぶりだな。ケ・ブエノ」
親父がピックアップするものを端からチェックし捕獲CDを選ぶ。そしていつものサルサ秘蔵映像の鑑賞+常連の解説付。この解説がありがたい。
映像は大抵TV番組"Show de las 12"の録画が多い。

まず
イスマエル・ミランダの75年頃の好青年風、でも歌は既に艶っぽい。次のこれは誰だ?フロント2人。あ、この声は
サミー・マレーロ。なるほどよく見ると
ラフィー・レアビもいる。
セレクタだ。ラフィーの髪がまだそこそこあるから分からなかった。次は、
カノだよ、若いねー。長髪がくせ毛でもりあがってホワイト・アフロだよ、ひゃはー。フロントは3人でカノは左。
ボビー・バレンティンのオルケスタの音ってやっは、ダンサブルだよねー。次は
ポンセーニャだ。
パポは若いねー、
キケはすでにじいちゃん風だけど。
ピッチーなんてボーヤだよ。ははは。次はなんだ、このポップな音は。マラカスは
アンソニー・カリージョだ。あ、
カチェーテ。
バタクンベレかぁー。ほー。こうポップだとなんかイメージちがうなあ。
・・・なーんて次々にやってると時間がいくら有っても足りないよ。(上の写真はTerrifica。若いピッチー・ペレスがマラカス振ってる)
モ「親父、ぼちぼち行くわ。また来るね」
親「明日、カロリーナで
トミー・オリベンシアがあるぞ」
モ「場所はいつものPlaza Recreo?」
客「そうだよ。フロントは
パキート(・グスマン)と
ビティ(・ルイス)だろう」
モ「情報ありがと、またね」
◆◆◆
さーて、次は親父のとこに無いCDだ。レゲトンやロックはフロリダでも捕獲したけど、やっぱりプエルトリコの流行をチェック。
・・・・・・・・・
なるほど、やっぱ、フロリダとは傾向が違うねえ。
腹が減ったので軽くハンバーガー。日本では食べられない
Whopperを。サントゥルセのこの店、好きなんです。週末は地元の家族とかレゲトンな若い兄ちゃんや警戒中のおまわりさんが立ち寄ったりと(けっして治安はよくないからね)、地元メシ屋よりも、もっとカジュアルなだけに日常のにおいがプンプンする。
ぼちぼち行かなくちゃ。次は地元の友達、マヌエル君に会う。彼はレゲトン好きなんで、日本からもってきた
LOS KARIBRESを渡す。さっそくカーステで聴かせると、

「
いーじゃん!いーじゃん!日本語のとこはわかんないけど、いいよー。へー、このコピー、クラブに持っていってみるよ」だって。プエルトリコで流行ると面白いね。
彼の方が用意していてくれたのはやはりレゲトン。
ティト・"エル・バンビーノ"のコンサート・チケット。おお、ありがたい。あ、でも明日の夕方かあ、オリベンシアとかぶったぞ。うーん,オリベンシアはもう何十回も見てるから今回はあきらめるかぁ。パキートの熱情、聴きたいんだけど・・。
あとは最近のレゲトンのコアな話題をたっぷり教えてもらって、バカ話をして、あ、一度宿に戻んなくちゃ。マヌエル、またね。
◆◆◆
宿から電話。まず
プエルトリカン・パワーのリーダー、
ルイシート(・アヤラ)に。

モ「モフォンゴだよ。今サンファンにいる」
ル「アイー、ケパホー。どーしてる?元気かぁ、ブラブラブラ(早口とリコ弁が強くてよく聞き取れない・・・)」
モ「この週末、どっかで演んないの?それとも新譜の準備?」
ル「来週月曜からレコーディングだ。来るか?ガイナボのLALAスタジオだ。知ってるだろ?
クト(・ソト)なんかも来るぞ。」
モ「何時?」
ル「朝10時から夕方5時。それからのみに行こう」
モ「(うっ!仕事が・・・)分かった、ありがと。仕事で来てるんだけど、抜けられたら携帯に電話する」
ル「分かった。よろしくな」
仕事だよ、仕事、仕事。ルイシート、今回はちょっと無理だー。次は
アンディー(・モンタニェス)に電話する。

モ「アンディー!ひっさしぶりー!今コンダードにいる」
ア「おー、お前かぁ。プエルトリコ?ははは、元気かぁ」
モ「来週もいるんだけど夜とかどう?」
ア「そうだな。エドゥアルドと会うかもしれないので、いっしょに飲もう」
モ「じゃ、エドゥアルドに連絡してみるよ」
ところがアンディーには残念ながら会えなかった。というのはその日の午後、
フィルベルト・オヘダ・リオスがFBIと銃撃戦の上、射殺されたからだ。
(続く)
by mofongo
(2005/10/08 1:31)
Viaje/漫遊記
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