Viento desde Borinquen

週末のコンサート:"Duelo al Anochecer"
夏休みも終わって明日から9月。島は既に8月末からBack-To-School。ビーチのレゲトン・パーティーからサルサのコンサートへと季節は移る。
金曜日のアンフィテアトロ、夜8:30は久しぶり(4年ぶり)の
"Duelo al Anochecer/真夜中の決闘"シリーズがたっぷり楽しませてくれます。

なんだ、それ?って? このシリーズ、サルサの
ソネオのボクシングなんです。
ソネオはその場でどんどん歌詞を作って、その場に合ったことを歌いこんで行く即興のワザ。それもきれいな韻を踏んだりするからすごいね。
「♪今日はこのカロリーナ、皆の前で歌えてほんとに幸せだ。俺はほんとにボリクア、生まれたことを誇りに思う〜♪・・」とかよくありますね。
そのソネオの名手が二人でステージでやりあうのがこの"Duelo al Anochecer"シリーズなのです。

プエルトリコでは
ヒバロの歌い手(トロバドール)が韻を踏んだ歌(
デシマ)で二人ステージで競い合う
「コントロベルシア」「コンクルソ」があるように、伝統の力は強い。ソネオがちゃんと出来ないと「ソネーロ」とは呼んでもらえない。
オルケスタも臨時編成なんだけど、つわものぞろいでばっちり聴かせて、踊らせて、
"improvisando, guarachando, soneando con sabor y sentimiento"って事になるでしょう。行きたいなぁ。
◆◆◆
フロントの歌い手は6人。1対1のバトルで3組がソネオで競い合う。
先ずは、
フランキー・バスケス 対
ミゲル・アンヘル・ロドリゲス
フランキー・バスケスといえば
ニューヨーク、エル・バリオですね。最近の作品ではまず
「スパニッシュ・ハーレム・オーケストラ」かな。エルマン・オリベラの後に参加したリブレでの作品はいいですよね。そうそう、ジミー・ボッシュのとこのも、どれも好きだなあ。ロス・ソネーロス・デル・バリオ、そしてリッキー・ゴンサレスの"Oasis"での歌も良いです。
ミゲル・アンヘル・ロドリゲスは
"El Canito de Sabana Seca"ってニックネームの通り、サンファンの西、バヤモンの北の庶民の町レビタウン/サバナ・セカでブイブイ鳴らした歌い手。最近ウイリー・ロサリオのオルケスタにも参加していたことあります。NY対PR、きっとサボール満載のソネオ合戦となるでしょうね。
そして
ペドロ・ブルル 対
ピッチー・ペレス

重量級
ペドロ・ブルルはムレンセ、そして数多くのコロに参加。ソロ・アルバムもナイスです。
あの大きな体から[外部リンク]出るやわらか・厚目の声が魅力ですね。

対するは
ラ・テリフィカ、
ソノーラ・ポンセーニャのピッチー。マラカスとコロの仕事も多い。こちらのほんと色んなところに参加してます。ピッチーは全体的にすらっとした体型でシャープな声。
コロに呼ばれるってことはうまいってことですが、やっぱり真ん中で思いっきり歌う方が気持ちいいもんね。この日は思いっきりソネアンド!
声のタイプが異なるこの二人のバトルも面白そうだなあ。
最後は
ドミンゴ・キニョーネス 対
エルマン・オリベーラ!
ドミンゴ・キニョーネスもソネオうまいですよね。やっぱ、若いころに
クラシコや
エル・カナリオでコロやって、
ペリーコ・オルティスで鍛えられた上でソロになってるし、真面目だから練習積んだんでしょうね。それにキャラも強いからRMMのコンサートなんかのソネオ対決じゃ、ティト・ニエベスとかトニー・ベガとかつわものに「負けないぜ」っていう気迫が感じられましたし。
ここ数年、
ドラッグでディープだったけど、またライブに出ることが増えてきたし、
レゲトンとのコラボ[外部リンク]も積極的にやってるし、ドミンゴ、いよいよ始動かな!

対する
エルマン・オリベーラは、リブレ、エディー・パルミエリ、ジミー・ボッシュ、プレネーロス・デ・ラ・21まで実にニューヨークな活動ですねぇ。フランキー・バスケスの盟友。
パルミエリのところで聴いた彼の変幻自在のソネオ[外部リンク]はほんと素晴らしかった!そして先ごろは
The Palladium OrchestraでNYマンボ!いいなあ、この人。
オルケスタのメンツはトロンボーンがトニート・バスケス、ビクトール・バスケス、トランペットが
ピロ・ロドリゲス、エリオット・フェイジョ、チャーリー・セプルベダ、ベースがロベルト・ペレス
、ピアノはトニー・カストロ、ティンバレスはエドウィン・クレメンテ、アルベルト・ムリエルのボ
ンゴ、ジョージー・クラスはボンゴとバンマス。コロはチェギ・エンカルナシオン、ヘンリー・サン
ティアゴ、マニー・マルティネスと手堅い布陣。
野外だから星空のの下でビール飲みつつ、通路脇で踊る人あり、リラックスして聴く人あり、いっしょに歌うやつありの風景が想像されます。ソネオのワザを聴きながらまったりとしたいものです。
by mofongo
(2006/08/31 23:32)
Musica/SALSA
コメント0件
トラックバック0件
(*)前へ 次へ(#)
コメントする
リンクする

特集
バレンタイン特集
幸せなバレンタインを演出する、とっておきの情報をお届け♪
Viento desde Borinquen
ログイン
エキサイトブログトップ
エキサイトモバイル
ヘルプ
(C)Excite Japan