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Viento desde Borinquen
現在漫遊中 07.12:赤と黒の違い 

現在またもカリブ漫遊中です。
カリブや中南米は豆の料理が多いですね。今回は2ヶ所の豆ごはんを比べてみました。



まず、左はマイアミ。キューバ・ファンの方が思わずよだれする「白ご飯に黒豆・フリホーレス・ネグロぶっかけ、それに豚の煮込みです。

実にこってりとした煮込みとこの黒豆はベスト・コンビナシオンです。ベニー・モレの歌のよう味わい。






そして右はサンファン。プエルトリコ・ファンの方思わずよだれする「白ご飯にヒンク豆・アビチュエラス・ロサーダぶっかけ、それに豚の煮込みです。

こってりとしたなかにオリーブなど加え特有のサボールの煮込みとこの赤豆はベスト・コンビナシオンです。そう、イスマエル・リベラの歌のような味わい。



しかし、このキューバとプエルトリコ。同じようなルーツを持ちつつなんで違うのよ?



アフロ系の人たちの歴史が異なるのもひとつ。

奴隷解放だってプエルトリコは1870年、キューバは遅くて1886年。ちなみにリンカーンの奴隷解放宣言は1863年。


アフロ系の人たちの人口構成だって違う。

キューバの黒人系人口の推移の統計は持ってるので、今回の旅ではプエルトリコ側の資料を買いました。"サンファンの19世紀の奴隷と開放奴隷"という副題の付いた研究書。

いやー、おもしろいわ。プエルトリコの下町サントゥルセからどうしてあんなに色々ボンバ、プレーナ、ボレロ、サルサ、ボレロ音楽家が生まれて来てるのか。キーワードは混血かも。



マイアミで白メシにフリホーレスをぶっ掛けてもらうとき、「ブランコ・イ・ネグロ」なんて言います。白と黒ですね。白黒言うのがナンセンスな絶妙の一体感を持ちつつ、黒の色もはっきりしている。

一方、アビチュエラの方は、褐色ですね。



プエルトリコの歌に"Tu abuela donde esta?"っていうのがあります。


ルース・フェルナンデスの有名なヒットなんですが、「白い」事を鼻にかけているやつに「ふーん、じゃお前のおばあちゃん連れてきて見てよ」って感じの歌なんです。混じってると、たまたま白っぽく出る場合もある。だから「白い?だからどうっだってのよ」って。

つまり、混じりあってるプエルトリコの中には白く見えても、アフロ・ルーツがしっかり溶け込んでいる背景がある。褐色のパワー。エル・グラン・コンボのニックネーム”Los Mulatos del Sabor"ってここですね。


きっとこれはプエルトリコがミス・ユニバースを輩出している事にも関係あり。
しかしそれを証明するためには、もっとそのあたりの深い観察が重要です。


という事で、今晩も観察に行ってまいります。サルサに行こうかレゲトンか?
(↑それが落ちかよ)





by mofongo
(2007/12/12 21:05)
Cocina/料理
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