Viento desde Borinquen

プエルトリコ '08.3 (3) 捕獲CD -2
(Part 2より)
ビエラ爺のところで捕獲したCDのうち最近のNY/NJ系や島以外のもの。
◆
Black Sugar Sextet/"Extamos Azucar..!" (LSR-5001)

NY-Bronxを地元して活動するLucho Cueto(p)をリーダーとするオルケスタ。ビエラの店員が「ティト・アレンがなかなか良いぞ」と持ってきた。
バイブも入り、ラテン・ジャズも自然にやるのがNYらしいが、Luchoのバックグラウンドはペルーで小さいころティト・ロドリゲスにハマり受け、ウイリー・コロンとルベン・ブラデスのライブでやられてしまったサルサな人。
ティト・アレン、ホセ・マングアル、キム・デ・ロス・サントスがゲストで参加。各々がんがん歌っている。キムの声はいいなあ。マングアルのおっさんもいいし。
同じくゲストのデイブ・バレンティン(fl)は、Luchoのペルーへの思いを伝えるEl Condor pasaを演るが、さすがユニークな仕上がり。デイブ・サミュエルズ(vib)や英語・西語版両方で演ってるバリー・マニロウの名曲「コパカバーナ」とかリブレの「デシデテ」と言った選曲がNY。アレンジはけっこう脂っこい。
でも、曲うんぬんよりこのアルバムは歌と、全体のリズムのドライブの心地よさを聴くのが正解。ベースはチノ・ニュネスのオルケスタのホセ・タバレス。そしてわれらが同胞、
Yoko (Rodriguez) Mimataもコロで参加。
◆
Chino Nu~nez / "Doctor Salsa" (Infamous)
Yoko Mimata[外部リンク]の事を言うなら、このアルバムの事を書かねば。これは去年もう入手済みだったけど、この機会に紹介。
チノ・ニュネスはNYで活躍するティンバレス奏者でバンドリーダー。このアルバムではNYらしい締まったドライブ感のリズムとスウィートな感覚で7人の歌い手が共演。
一番の好みは
レイ・ビエラ(Ray Viera)[外部リンク]。リズム感と声質も良いです。Jose Papo Riveraはちょっとゆれるけど悪くない。"Llego la opportunidad"は良い出来。やわらかさがナイスです。"Aveces"のプエルトリコ賛歌には泣き。Carlos Rosarioはちょっとマルビンっぽい音の伸ばし方がプエルトリコ。
そして4曲目
レイ・セプルベダとヨーコ・ミマタのデュエット、
"Hoy Les Cantamos"[外部リンク]!
レイが「僕はラボーのファンなんだよ。そしてマエロ(イスマエル・リベラ)にエル・コンデ(ピート・エル・コンデ・ロドリゲス)にチャマコ(・ラミレス)。彼らの道を追っている」と、サルサへの思いを歌う曲。そしてYokoがそれに答えて歌う。
そんな風に
レイと一緒に同じくサルサの流れの中にいて[外部リンク]頑張ってるYokoはすごいね。中音からの上がクリアな声。これからも楽しみ。
◆Blasini & Iroko la banda / "Marcando La Distancia" (Primo Discos)

これもビエラの店員が「NJ(ニュージャージー)でアルセニオとかチャノ・ポソとかキューバンをやってるのはどうだ?」って持ってきてくれたもの。
リーダーで歌い手ののルイス・ブラシーニ。レイ・カストロ、ホセ・マデラ参加。これも、NY/NJですね。島の音とは違う味。
◆Our Latin Groove / "Bringin' It All On Back! (Callejero CMR0701)

ベネズエラで'60-70年代のNYの音、つまりブガルー、シンガリンからサルサあたりの音をベースに活動しているというユニークなバンド。
リーダーでパーカッションのヘラルド・ロサーレスが作る曲の他、ジョーイ・パストラーナなんかをやっている。色々あるもんだなあ。
(Part 4へ続く)
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