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レッドキング 



ウルトラマンの怪獣の中でもバルタン星人と人気を2分する有名怪獣レッドキング。
当初は名前の通り、全身を真っ赤にする予定だったが着ぐるみを制作している工房が赤外線ライトの元で作業を行っていたため、クリーム色のペンキを赤と見間違え、着ぐるみに縫ったところ完成したものを見てみたら、赤ではなく黄色っぽいクリーム色になっていた、というのは有名な話。
人気怪獣のためウルトラマンでは「怪獣無法地帯」、「怪彗星ツイフォン」の2回に登場する。
「怪獣無法地帯」では多くの怪獣が生息する多々良島(たたらじま)で、その頂点に立つ最強怪獣・・・・・というイメージがあるが、レッドキングは実はウルトラマンに必殺技スペシウム光線で倒されたことは無く、ウルトラマンには首投げでやられてしまった。
「怪彗星ツイフォン」ではレッドキングが飲み込み喉につっかえたままになっている水爆を爆破させないため、ウルトラマンはスペシウムを使わず、八つ裂き光輪で首を切断されて倒される。
実はウルトラ怪獣のなかでは、それほど強い怪獣ではなく、ただ多々良島に生息していたほかの怪獣、マグラ、チャンドラー、ピグモンなどが弱すぎただけだったのだ。
レッドキングはお山の大将みたいな怪獣だったのである。
とはいえ、やはりレッドキングは魅力的な怪獣だ。
なんというかイメージ的にはガキ大将というか、ヤンチャ坊主という感じだ。
愛すべき怪獣というか、なんだか可愛げがある。
特に「怪獣無法地帯」に出てきた初代レッドキングは黒目がちのつぶらな瞳で可愛い。
「怪彗星ツイフォン」に登場した2代目レッドキングはぐっと男っぷりがあがって、かっこよく精悍になったように見える。
レッドキングには個体差があるようだ。
初代、2代目といるようにレッドキングは1匹しかいない怪獣ではなく、複数の個体が存在する種族なのである。
今もどこかにウルトラマンに倒されていない他のレッドキングが多数生きているのだろう。

レッドキングの登場した2つのエピソード、「怪獣無法地帯」、「怪彗星ツイフォン」にはどちらも複数の怪獣が登場する子供にとってはこのうえない豪華なエピソードである。
1話につき1体が基本であるウルトラ怪獣の中にあって、1話に3〜5体もの怪獣が登場するエピソードはまさに豪華版、子供にとっての最高のプレゼントだ。
「怪獣無法地帯」では、チャンドラー、マグラ、ピグモン、スフラン、そしてレッドキングを合わせて計5体もの怪獣が登場する。
もっとも怪奇植物スフランを怪獣に含んでしまうのは、ちょっとばかり疑問だが。
レッドキングはペギラの親戚のような怪獣チャンドラーと対決し見事勝利する。
マグラは戦いもせず、ただ地中から顔を出しているだけだった。
とにかく臆病な弱い怪獣であるようだマグラは。
「怪彗星ツイフォン」ではドラコ、ギガス、そしてレッドキングの計3体の怪獣が登場。
ただしギガス、ドラコとレッドキングが邂逅し対決する場面はない。
ギガス、ドラコはお互い戦い合うが、そこに科学特捜隊が割り込んできて漁夫の利的に両怪獣を撃退した後にレッドキングが登場する。
レッドキングによるギガス、ドラコとの対戦も見たかったところだが、まあ2代目レッドキングはかっこいいということで全て良し、としておこう。
(この記述は間違いでした。
レッドキングはドラコ、ギガスと出会って、ドラコの羽根をもいでいました。)


それにしても、レッドキングのデザインは素晴らしい。
キングギドラの記事にも書いたことだが「怪獣美」、すなわち怪獣としての美しさをレッドキングは持っている。
「強そうであること」、「恐ろしげであること」、「怪獣という観点を離れて一般的な芸術としてみた場合も充分美しくあること」この3点の持ち主だ。
画像を掲載した、天才怪獣デザイナー、成田亨のラフスケッチを見ただけで、レッドキングがどれだけ優れたデザインであるかがわかると思う。
なんというか、いくつものブロック、大小のソロバンの玉のようなブロックの組み合わせにより形作られたデザインだが、この組み合わせ方が芸術の領域にまで達している。
もっともデザイナー、成田亨が日本を代表するシュールレアリズム絵画の大家であるため、芸術的であるといえば当然のことなのではあるが。
しかしそれにしても、かっこよく美しいではないか。
まさに怪獣という創造物の傑作である。
レッドキングに人気があるのは当然だ。だってかっこいいんだから。
理屈じゃない、ウルトラマンにスペシウムを出すまでも無く倒された怪獣だからって、ここまで怪獣として完璧に美しければ、ただいるだけで誰もが夢中になってしまうのではないか?
見ているだけでうっとりしてしまう、怪獣界の2枚目。
怪獣のブラッド・ピットとでもいいたくなるイケメン怪獣である。
もし俺がメスの怪獣だったら、きっとレッドキングに抱かれたい!そう思うに違いない!

レッドキングは結局、全身が真っ赤にならないで正解だったような気がする。
このデザインで全身が血のように真っ赤であったなら、あまりに毒々しく、ここまで人気が出なかったのではないか?
怪獣の神が円谷プロの造形スタッフに魔法をかけてわざと色を間違わせたのだと思う。
レッドキングのこの黄金色の体色こそが、もっとも正しいレッドキングの姿なのだ。
そう、レッドキングの美しさは天才成田亨と怪獣の神、2人の手によって完成されたものなのだ!

レッドキング大好きなkasa190さんのブログ「怪獣王」は必見!最高にかっこいいレッドキングのソフビ、ガレキ、玩具の数々がみんなを迎えます!
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by pulog1
(2004/08/13 13:10)
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