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国家を銀行に隷属させる世界銀行の「四段階戦略」 by アンドリュー・ヒッチコック
国家を銀行に隷属させる世界銀行の「四段階戦略」
2001年: 世界銀行の元主任エコノミストで、クリントン大統領の経済諮問委員会委員長を務めた
ジョセフ・スティグリッツ[外部リンク][b.1943]教授が、
世界銀行の「
四段階戦略」を公表。
この戦略の目的は、国家を銀行に隷属させることだった。
その内容を要約すると、次のようになる。
一、民営化。 このとき、実は、国有財産の販売価格を数十億ドル削るのと引き換えに、国の指導者は一〇パーセントの手数料をスイスの銀行の秘密口座に[外部リンク]振り込んでもらっている。正真正銘の、わかりやすい収賄であり、汚職である。
二、資本市場の自由化。 つまり、国境を越える金に課税する法律を廃止するということである。スティグリッツはこれを「〈ホット・マネー〉サイクル」と呼んでいる〔訳註:「ホット・マネー」とは、高利回りを求めてごく短期間に移動させる投機資金のこと。「不正な金」の意もある〕。海外から来た現金は、まず不動産や為替に投資される。そうして、その国の経済が上向きになり始めたところで、この外国資本はまたさっと撤退し、経済は崩壊する。国は国際通貨基金(IMF[外部リンク])に援助を求めることになり、IMFは支援を与える代わりに、口実をつけて金利を必ず三〇〜八〇パーセントにまで引き上げる。こうしたことが、インドネシアやブラジルなど、アジアやラテン・アメリカの国々で起きている。金利が上がれば、国は貧しくなる。資産価値は暴落し、工業生産は荒廃し、国庫は枯渇するのである。
三、市場に基づいた価格決定。 この段階で、
食料品や
水、家庭用ガスの価格が上がり、わかりきったことだが、各国で社会不安が高まる。これは今や「IMF暴動」という名で知られつつある。この暴動は、資本の撤退や政府の破綻を招く。
残っている国の資産を底値で買えるため、これによって外国企業が得をすることになる。
四、自由貿易。 この段階で、国際企業がアジアやラテン・アメリカ、アフリカになだれ込むが、ヨーロッパやアメリカは第三世界の農業に対して、自国の市場に障壁を築いている。一方で、第三世界諸国はブランド医薬品に対し、欧米の課した法外な関税を支払わなければならず、このために
死亡率や疾病率は急上昇する。
このシステムは大勢の敗者とたった一人の勝者を生むが、勝者とは、ユダヤ人が所有、運営する銀行制度である。
事実、IMFと世界銀行は、すべての発展途上国に対して、電気や水道、電話、ガスといった国有インフラの売却を融資の条件としてきた。これらは推定四兆ドルの公有財産である。
*
九月、ジョセフ・ステイグリッツ教授はノーベル経済学賞を受賞した。
アンドリュー・ヒッチコック
ユダヤ・ロスチャイルド 世界冷酷支配年表[外部リンク] 2001 p327-329より
by oninomae
(2008/09/15 7:32)
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