Sept Filles from London

Fat DuckA
「(あの,料理がまずいことで有名な,)イギリスのレストランがついに世界一になった!」ということで,Fat Duckがあちこちで話題になっていた去年.
このレストランがここまで有名になるきっかけとなった料理を挙げるなら,はずせないのはおそらく
Snail Porrige(カタツムリのポリッジ)と,
Smoked Bacon and Egg Ice Cream(ベーコンエッグのアイスクリーム).このふたつを食べずして,Fat Duckは語れない?!…ということで,これら看板料理が組み込まれたTasting Menuをいただくことに決定.
Tasting Menuは,アミューズ4品,前菜3品,お魚1品,お肉1品,デザート4品の,合計13品.お値段はひとり97.75ポンド.果たしてこれは安いのか,高いのか….ともかく食べて実証すべし!

まず,アミューズの前に出てきたのはコチラ.これはメニューにも載ってません.
「こちら,オレンジとビーツのゼリーです.」…ふーん,オレンジ色と紫色.素材の色,そのままネ,と何気に口に運ぶと…
ん???んんん〜?!?!?!
皆で顔を見合わせて,
「やられたーっ!!!」
なんとこれ,
オレンジ色のほうがビーツ味で,紫色のほうがオレンジ味なの!
これぞまさしく
Molecular Cuisine.エルブリとFat Duckのヒットにより,もはや料理の1ジャンルとして確立した感のある「分子料理法」です.エルブリでも
さんざんイヤというほど食べさせられたたっぷりと味わった,見た目と味がぜんぜん違う料理….
お皿を下げにきたお姉さんに,「全員,引っかかっちゃったわー!」と言ったら,「してやったり」の笑顔….
その後始まった本番.アミューズの中身は,
@「ニトロで固めたグリーンティーとライムのムース」,エルブリでも最初に出てきた科学実験風の一品.ドライアイスの煙のなかで,グリーンティーとライムの香りをつけたメレンゲのようなものを二つのスプーンを使って丸めつつ冷やし固めたもの.見た目は「ムース」というよりも,小さな「マカロン」.指示通り,つまんでひとくちで食べると…鼻からドライアイスの煙がブワッと….どんなに気取っても,その時点で,顔を見合わせ「ぶはははー!」と笑ってしまう一品….
A「生牡蠣のパッションフルーツゼリー添え.ラベンダーとともに」新鮮なオイスターが殻のまま乗っかっているのは岩塩のお皿.オイスターの上にはパッションフルーツのゼリーが美しく輝いています.実は私,生牡蠣ダメな人….その旨伝えたら,私には「レンズ豆のガスパチョ」が代わりに運ばれてきました.
B「粒マスタードのアイスクリーム,赤キャベツのガスパチョ添え」,粒マスタードのアイス?!…これがなかなかどうして美味いのです!バニラのコク濃厚なアイスに,マイルドなマスタードのMIX.「家でも出来るかな?」←実際やってみる勇気はありません…
C「鶉のゼリー,ラングスティンのクリーム,フォアグラのパルフェ(アラン・シャペルに敬意を表して)」,このメニューの直訳,わかりにくいのですが,どういうお料理かというと,卵の殻のような丸いお皿のなかで,鶉ゼリー,ラングスティンクリーム,フォアグラが3層に重なっているもの.…ええ,この<字面>だけで,
「おいしくないわけないでしょー…」という一品.はい,おいしくないわけないです….小さく,Homage to Alain Chapelと書いてあったのですが,これはアラン・シャペルのお得意料理ということなのでしょうか?
(*)前へ 次へ(#)
リンクする

特集
ゆるキャラデコメ特集
今流行のゆるキャラ満載!
Sept Filles from London
ログイン
エキサイトブログトップ
エキサイトモバイル
ヘルプ
(C)Excite Japan