清野のブログ

地獄保育園D
長かった保育園生活に、ようやく終焉の時が訪れた。

上の写真は卒園式の時に、おどろおどろしい思い出の沢山詰まった中庭で
保母さんと撮影したものである。
(保育園内で撮った写真で残っているのは、これ1枚だけ)
朝礼の時いつも園長に泣かされてた保母さん。
消火訓練の時、身を挺して皆を守ってくれた、勇気ある保母さん。
優しく、そして美しかった貴女の事を、僕は生涯忘れない。

保母さんとお別れするのは切なかったけれど、
それ以上に園長の魔の手から解放される事が嬉しくて嬉しくて嬉しくて。
副園長とオサラバできる事が楽しくて楽しくて楽しくて。
卒園式を終えて家に帰る時は、ルンルン気分でスキップをしたものである。
そしてそれから数年後。
俺が中学に入学したのと同時期に、保育園は潰れた。
園長と副園長の常軌を逸した行動が表沙汰になり、
保護者達から詰め寄られ、大問題になった挙句の閉園だった様だ(遅せーよ)。
そして俺の記憶から、園長や副園長、保育園での全ての記憶が徐々に薄れていった。
いや・・薄れていったというか、あまりの恐ろしい記憶に自ら無意識のうちに薄めたのだ。
心の水で。
過去のトラウマに縛られたままでは、楽しい中学生ライフは送れない。
さらに時は流れ、中学3年生。
園長?誰ですかそれ。副園長?存じ上げませんねえ。
保育園の事など一切思い出す事のない、平和な日々を送っていた。
ある日の放課後、友人と二人で下校していた時の事だ。
園長だった。
背中を丸め、ブツブツと一人言を呟きながら歩く姿に
かつての恐ろしい面影は無かった。
園長は、ただの老婆になっていたのだ。
擦れ違うまでの一瞬の間に、過去に園内で行われた数々の酷い仕打ちが鮮明に蘇ってきた。
園児だった当時、「大人になったら絶対復讐してやる・・・」と、何度殺意を抱いたものか・・・。
そしてまさに大人になった今、目の前に園長が存在している。
さあ、どうしてくれようか。

どうすることもできなかったし、する気も起きなかった。
なぜなら園長は、単なるお婆ちゃんになってしまったからだ。
昔のままの園長だったら、汚い言葉の一つでも浴びせてやったのに。
この時、妙な寂しさを覚えた記憶がある。
その意味は、今となってもよくわからないが。
それから間もなくして、園長が死んだという情報を耳にする。
情報提供者は、同じ保育園出身のマミちゃんという女の子。
マミちゃんのお母さんが、園長の葬式に顔を出したらしいのだ。(興味本位で)
そしたら、参列者はお母さん含めて二人だけだったとの事。
「あんな寂しい葬式はない」とは、マミちゃんのお母さんの感想。
絵に描いた様に見事な因果応報っぷりである。
色々と素敵なトラウマを与えて下さりやがった園長だが、
今となっては「貴重な体験をどうも〜」と、
むしろ感謝している自分もいなくなくはなくはない。
園長のご冥福をお祈り は、しないしない。
しかし園長は許せても、鈴木副園長だけはどうしても許せない。
あの冤罪の果ての土下座は、思い出すと未だに胸のこの辺りと頭のこの辺りがキリキリする。
会ったら復讐してやりたいけど、多分もう絶対的に会えないと思うので
ここで復讐しようと思う。
ド完〜!
by kurukurupaaaa
(2008/02/13 6:55)
先生
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